4 ひきつけの処置

  小児の急な「ひきつけ」は大変驚きますが、慌てずに落ち着いて対処してください。
  38℃以上の発熱を伴うケイレン発作の多くは、熱性ケイレンと呼ばれるものです。
 男児に多く、生後6ケ月から4歳までに好発します。原因は、発熱の場合が多く、特に
 体温が急激に上昇するときに生じやすく、唇が真っ青になりケイレンを起こしたりします。
 発作は最初眼球の固定、意識障害、全身の硬直などをおこします。持続時間は1〜2
 分、長くて20分以内です。予後は良好ですが、反復する可能性があります。

  処置は安静、解熱、水分の補給です。嘔吐するときは顔を横に向けてください。

  子供は、昼間元気に遊んでいても、夕方から急に発熱しひきつけを起こすことがあり
 ますので注意してください。5分くらい様子を見てから、病院に連れて行くか救急車を要
 請するか判断するくらいの余裕は欲しいものです。口の中に割り箸をいれたり指を入れ
 る必要はありません。めったに舌を噛み切ることはありません。
  注意することは、脳疾患(脳腫瘍、てんかん、脳血管障害、脳炎など)代謝異常、中毒、
 感染症などと区別できないとき、20分以上ケイレンが続くときは、すぐに病院で診察して
 もらう必要があります。