【住宅用火災警報器が設置されていた奏効事例】
  
 事例1 平成19年11月10日(土) 午後6時10分頃 119番通報


 高崎市内の鉄筋コンクリート造3階建ての市営住宅の2階の部屋で、18歳の女性(主婦)が、ガスコンロでてんぷらを揚げそのまま火を消さずに食事をしていたところ、居室に設置されていた煙式の住宅用火災警報器が鳴ったので、見に行くと台所のてんぷら鍋(直径約20センチメートル)の油が燃えていて煙が充満していた。本人がコンロの火を止め携帯電話で119番通報をし、一緒にいた夫が消火した。

 約7分後に消防隊が到着したときは、火災は鎮火していて、消防隊による消火活動の必要はなかった。



 
事例2 平成20年6月8日(日)   午前3時25分頃 119番通報

  

 「警報音が鳴っている」という隣人からの通報により、消防隊が警戒出場する。現場到着後、警報音と煙の発生を確認したため屋内に呼びかけるも応答が無かった。消防隊が施錠状況を確認したところ未施錠の窓があり、そこから屋内に進入し検索を開始した。その結果、原因は台所の鍋の放置であり鍋の内容物は炭化している状況であった。すぐにガスの元栓を閉め、家人の有無を確認するため他の部屋を検索したところ、寝室に50代の女性が就寝していることを発見。その女性を起こして事情を聞くと、ガスコンロでポトフを温め直している間に寝てしまい、警報音には気がつかなかったとのことであった。



事例3 平成21年3月26日(木)  午後6時50分頃 119番通報

 高崎市内の鉄筋コンクリート造4階建ての社宅3階の部屋で55歳女性がてんぷら鍋をガスコンロに掛けた状態でその場を離れたところ、住宅用火災警報器が鳴動した。台所に戻るとてんぷら鍋の油から炎が上がっていたため、息子(28歳)が消火したもの。

 住宅用火災警報器はダイニングキッチンに熱式及び隣の居間に煙式が設置されており、出火当時は2基とも鳴動していたとのことであった。



 事例4 平成22年1月6日(水)   午前3時20分頃 119番通報


 「住宅用火災警報器が鳴っている」という隣人からの通報により、消防隊が出場する。
木造2階建ての共同住宅の1階の住警器が鳴動していることに2階の住人が気づき、部屋に入ると、畳が燃えていたので消火するとともに、換気を行う。
 なお、居間に設置されていた住警器が鳴動していたもの。



 
事例5 平成23年2月19日(土)  午前0時40分頃 119番通報

 高崎市内の2階建て一般住宅において、家人が2階で就寝中、住宅用火災警報器が鳴動していたので、隣室で就寝していた妻を起こし、煙が出ていたので、119番通報を依頼後、トイレから煙が出ているのを確認し、お風呂場に溜めてあったお湯を桶で2、3回かけ、消火した。



 事例6 平成24年3月10日(土)  午後1時10分頃 119番通報

 高崎市内の2階建て市営住宅の1階の部屋で、70歳の男性が、煮物の入った鍋をガスコンロにかけた事を忘れ出掛けてしまったため、放置した鍋から煙が上がり、居室に設置された住宅用火災警報器が鳴動し、隣室の住人が気付き119番通報したもの。
 消防隊によりガスの遮断を行うのみで、消火活動なし。


 事例7
 平成24年8月3日(金)   午後6時55分頃 119番通報

 高崎市内の木造1階建て戸建アパートにおいて、63歳の男性が、自宅に隣接する妹宅で夕食をとっていたところ、自宅から煙式の住宅用火災警報器が鳴動していたため自宅に戻ると、寝室から煙が出ているのを発見した。ルームエアコンの配線が燃えて、室内は煙で充満していた。一緒にいた妹に119番通報を依頼後、台所にあったボールに水を汲み、3回ほどかけて消火した。消防隊が到着したときは、火災は鎮火していて、消防隊による消火活動の必要はなかった。


 
事例8 平成25年6月12日(水) 午前7時8分頃 119番通報

 高崎市内の木造平屋建て住宅において、71歳の男性が、味噌汁の入った鍋をガスコンロにかけ弱火にしたままのことを忘れ出かけてしまったため、鍋の味噌汁が蒸発し中の具が焦げて煙が充満し、住宅用火災警報器が鳴動した。
 住宅用火災警報器が鳴っていて煙の臭いがしているのに気付いた隣人が迅速に119番通報したもの。
 消防隊による消火活動の必要はなかった。



 
事例9 平成26年5月19日(月) 午後5時16分頃 

 安中市内の住宅において、女性が肉料理中眠くなって寝てしまい、鍋を放置したことで室内に煙が充満し、住宅用火災警報器が鳴動した。
 住宅用火災警報器が鳴っていることに気付いた近所住民が、119番通報を行うとともに玄関ドアを叩き家人に知らせ、ガスボンベの元栓を閉め、さらにガスコンロの火を消したことにより大事に至らなかったもの。
 


 
事例10 平成27年4月7日(火) 午前10時35分頃 119番通報
 
 高崎市内の木造平屋建て住宅において、73歳女性が息子と居間で食事中、台所の煙式住宅用火災警報器が鳴動したため、台所へ行くと、魚焼きグリルから出火しており、台所内に煙が充満していた。一緒にいた息子に119番通報してもらい、水道水を手で汲み数回かけて消火した。
 消防隊が到着したときは、火災は鎮火していて、消防隊による消火活動の必要はなかった。



 
事例11 平成27年9月4日(金) 午後3時21分頃 119番通報
 
 高崎市内の2階建て一般住宅において、家人が鍋でレトルトカレーを温めていたところ、寝てしまい、空焚きになった鍋から煙が出て住宅用火災警報器が鳴動したもの。
 警報音に気付いた家人がガスコンロのスイッチを切り、出火に至らなかった。
 消防隊の消火活動もなし。

 
 事例12
 平成28年2月27日(土) 午前8時48分頃 119番通報

 高崎市内の一般住宅において、家人が電子レンジで食料を加熱しすぎ、煙が室内に充満し住宅住宅用火災警報器が鳴動したもの。
 警報音に気付いた家人が電子レンジのスイッチを切り出火に至らなかった。
 消防隊の消火活動もなし。

 
 事例13
 平成28年6月16日(木) 午前10時頃 警察電話

 2階建共同住宅1階の部屋で、家人がIHコンロの魚焼きグリルでパンを焼こうとしたところ、操作を誤り電熱線グリルを作動させその場を離れたため、電熱線グリルの上に置いてあったプラスチック容器が溶融したもの。
 住宅用火災警報器の鳴動に気がづいた近隣住民が家人に伝え、IHコンロの電源を切ったため出火には至らなかった。
 消防隊の消火活動もなし。

 
 事例14
 平成28年8月10日(水) 午前11時30分頃 119番通報

 一般住宅の台所で揚げ物をするため、片手鍋で油を加熱中、目を離している間に鍋から炎が上がり、レンジフードフィルターを焼損したもの。
 住宅用火災警報器の鳴動に気がついた家人が、鍋に蓋をして消火する。
 119番通報により消防隊が出動したが消火活動は行われなかった。
 

 
 事例15
 平成29年4月11日(火) 午後9時08分頃 119番通報

  高崎市内の2階建ての共同住宅の1階で、家人が2口の電気コンロを使い、ポットにお湯を沸かそうとしたところ、誤って雑巾が置かれた側のスイッチを入れて、そのまま外出してしまい、置いてあった掃除用の雑巾に着火したもの。
 近所の住人が住宅用火災警報器の警報音と焦げ臭いにおいに気づき、通報したもの。
 消防隊が到着した時、煙が充満していたが火は消えており消防隊の消火活動は行われなかった。


 
 事例16
 平成29年11月15日(水) 午後2時30分頃 119番通報

 安中市内の2階建ての一般住宅で、家人がガステーブルのグリル部分を使用し魚を焼いていたところ、そのままにして外出してしまい、ガステーブル1台焼損したもの。
 近隣の住民が、住宅用火災警報器の警報音と煙に気がつき、通報したもの。
 消防隊が到着した時には、火は消えており消防隊の消火活動は行われなかった。

 
 事例17 平成29年12月20日(水) 午後4時34分頃 119番通報

 高崎市内の2階建ての共同住宅の1階で、家人がガステーブルで鍋に火をかけたまま外出してしまったもの。
 住宅用火災警報器の警報音と煙に気付いた建物関係者が119番通報したもの。
 現場到着した消防隊が、ガステーブルのスイッチを切り、出火には至らなかった。

  
 事例18
 平成30年8月8日(水) 午前8時00分頃 119番通報

 安中市内の一般住宅で、家人が鍋に火をかけたまま外出してしまった。
 近隣住民が、焦げ臭さを感じ外に出たら白い煙が見え「火事です。火事です。」という音声が聞こえ
た。
 他の近隣者と協力し火災建物の中に入り、鍋に水をかけて火を消した。
 消防隊は現場に到着したが、消火活動は行わなかった。

高崎市等広域消防局 予防課
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